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【2020年抽選方式】TOEIC受験午前がおすすめな3つの理由




Last Updated on 2020年11月20日 by Hito

コロナで抽選方式になっている今、午前と午後どちらに申し込もうか迷われている方も多いかと思います。そこで今回は、TOEIC受験午前が特におすすめな3つの理由について紹介させていただきます。

理由① 研究の結果、午後の方が点数が低い!

テスト直前に、問題集や単語帳を確認される方は皆さんの中にも多いかと思います。テストの時間が午後だと、確認の時間も多く取れるのでスコアが上がるように思われますが、最近の研究によるとそうでもないようです。

この研究は、デンマーク国立社会研究所の調査で、一日の遅い時間帯に受けたテストの方が得点が低いことがわかりました。「アメリカ科学アカデミー会報」にて報告されています。

標準化されたテストでの子供のパフォーマンスに影響を与え、心理学理論に基づいて予測可能なバイアスの潜在的な原因の1つを特定します。それは、学生がテストを受ける時間です。2009/10から2012/13の学年の間にデンマークの公立学校に通うすべての子供たちのテストデータを使用すると、その日の1時間後ごとに、テストスコアがSDの1%減少することがわかります。~略~したがって、日が経つにつれて、学生はますます疲労し、その結果、標準化されたテストでパフォーマンスが低下する可能性が高くなります。

引用元:アメリカ科学アカデミー会報

要点をまとめますと

  • 午前8時以降、1時間ごとにテストの点数が平均約1%下がっていた。
  • 12:00のテストスコアが午前8:00よりも平均して3.3%低い

という結果になります。これをTOEICに当てはめてみましょう。

午前実施の受付時間は9:25、午後実施の受付時間は14:05ですので時間差は4時間40分となります。1時間当たり1%点数が下がるとすると、4時間40分の場合は4.7%点数が下がります。TOEICの平均点は約600点ですので、午後受験の場合は午前と比較して計算上約28点下がることになります。

もちろん研究はTOEICを用いて調査したわけではなく、そのまま当てはめるのは無理がありますが、午後の方が点数が下がる可能性は高そうですね。

理由② 朝は脳が最も効率よく働くゴールデンタイム

TOEICでいい点数を取るためには、脳にフル回転して働いてもらわないといけないですよね。それでは一日の中でいつ脳が最もよく働くのでしょうか?

脳科学者の茂木健一郎氏によれば、朝の起床後の約3時間は、脳が最も効率よく働くゴールデンタイムなのだそうです。

私たちは日中の活動を通して、目や耳からさまざまな情報を得ています。その情報は大脳辺縁系の一部である海馬に集められ、短期記憶として一時的に保管されます。その後に、大脳皮質の側頭連合野に運ばれますが、この段階では記憶は蓄積されているだけです。 それが睡眠をとることで、記憶が整理され長期記憶へと変わります。すると朝の脳は前日の記憶がリセットされるため、新しい記憶を収納したり、創造性を発揮することに適した状態になります。この脳の仕組みが、朝の時間がゴールデンタイムだと言われる理由です。

(引用元:PHP Online 衆知|脳科学者が勧める「朝時間」の使い方 茂木健一郎(脳科学者)「朝の3時間」は、最速で仕事がはかどるゴールデンタイム

それでは午後の脳の状態はどうなってしまうのか。睡眠改善・睡眠マネジメントを手掛けるユークロニア株式会社代表の菅原洋平氏によれば、私たちの脳は、睡眠・覚醒リズムに基づき起床から8時間後と22時間後に働かなくなるのだそうです。6時起床であれば14時と明け方の4時に眠気が来るということです。

TOEICの午後の受験時間は15時…眠気が襲ってきてしまうかもしれません。やはり、脳の働きから見ても、午前受験の方が点数が期待できそうですね。

理由③ 寝坊のリスクや移動時間がかかる人は午後応募する

続いて、抽選の視点で考えてみましょう。コロナの影響で現時点(2020/11/20)ではTOEICに申し込み、当選しないと受験することはできません。また、午前と午後のどちらか一方しか申し込みを行うことができません。

【2020年最新・抽選方式】TOEIC テスト申し込み方法

ですので、少しでも当選確率を上げるためには、午前と午後のうち倍率の低いほうに応募する必要があります。しかし、どちらの倍率が低いのかは公表されていませんので、どちらが低いのか推測する必要があります。

それでは午前と午後のどちらが倍率が低くなりそうか、下記のようなことが考えられるのではないでしょうか。

TOEIC午前受験の場合、受付時間は9:25~9:55。受付開始の9:25に着こうとすると、移動時間に1時間かかる場合、8時過ぎには家を出る必要があります。そうすると7時には起床する必要がありますので、私のような朝が苦手な人は午後を選ぶ人が多いと考えられます。また、受験会場まで遠い方はさらに早く起きる必要があります。

したがって、そういった方々は午後受験を選択しますので、午後の方が倍率が高くなるのではと考えられます。(あくまで予想なので正しい保証はありません。)

まとめ

以上ここまで、TOEIC受験午前がおすすめな3つの理由を紹介させていただきました。点数・抽選の観点から今受験するとしたら午前がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

  1. 研究の結果、午後の方が点数が低い!
  2. 朝は脳が最も効率よく働くゴールデンタイム
  3. 寝坊のリスクや移動時間がかかる人は午後応募する

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