Last Updated on 2020年11月28日 by Hito
今回はTOEIC600点を目指す方向けに、参考書を選ぶ時の注意点や、おすすめの参考書をレベル別に三つ紹介します。そして最後に、参考書を用いた英語学習の進め方について順番に説明していきます。
Contents
参考書を選ぶ時の注意点
TOEIC の参考書を選ぶときは必ず新形式に対応してるものを買ってください。TOEICは2016年から新しい形式になって少しテストの内容が変わりました。2016年よりも前に発売された参考書は新形式の傾向をカバーしきれていないために参考書として不十分なところがあります。ですので、どの参考書を買う場合でも必ず、新形式に対応したものを買ってください。
600点突破のおすすめ参考書 3選
TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!
1冊目は、「TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!」という参考書です。この参考書は英文法ができないという方や英語学習から離れてしばらく経って色々忘れてしまったという方にとってお勧めの一冊になります。
逆に受験や英語学習で英文法をある程度勉強してきたという方、リスニング対策もしっかりしていきたいという方にとっては少々物足りない内容になっています。そういう方は次に紹介する参考書をぜひ買ってみてください。
この参考書のいいところは、TOEIC 学習の基礎の基礎である英文法というものに絞って綺麗にまとめてあるという点です。英文方が苦手だという方は英文法の学習自体も避けがちなのですが、文法の学習を避けては TOEIC で点数を上げることがほぼ不可能になります。例え今苦手でもこういった参考書を使ってしっかり取り組めば誰でも英文法をマスターすることができます。
TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術
次は、「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」です。この参考書は、とにかく参考書をすぐに終わらせたいという方、英語学習をしてきたけど TOEIC はまだ受けたことがないという方、そしてこれからもっと TOEIC に慣れていきたいという方にお勧めの一冊です。
逆に何度か TOEIC を受けたことがあるという方にとっては当たり前の内容が書いてあるので物足りないと思います。この参考書の良いところはなんといっても、たった11日で一周できる設計になっていて、しかも最後に1回分の模試が受けられることです。
さらに各パートごとにどういう問題が出るのかを具体的に書いてあってすぐに練習問題が解けるように設計されているところも良いところです。なぜなら、TOEIC はテストのイメージを持っているだけで、かなり受けやすいテストになります。
たった11日間という短期間で TOEIC のイメトレができてしまう。そういった点でこの参考書は非常に優秀です。ただ一つ注意点として 、TOEIC を解くためのテクニックが本書の中でたくさん紹介されていますが、必ずしもそれらを全部覚える必要はないということを頭の中に入れておいてください。あくまで TOEIC の全体像をつかむということが目的になります。
TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
最後に紹介するのが、「TOEIC 究極のゼミシリーズ」です。この究極のゼミシリーズは、TOEIC を受けたことがある方、またさきほど紹介したような直前の技術などの参考書を何かしたら一冊終わらせてしまった方にオススメしたいシリーズです。
特に自分の苦手なパートがわかってきた、そういう方にとっては最高の一冊になると思います。このシリーズの良いところは、パートごとに特化した対策が網羅されているという点です。さらにシチュエーション別によく出る英語表現がまとめてあるので、かなり実践的です。
また、ゼミ生中継というコーナーで 、TOEIC 受験者がよく抱く疑問や 、TOEIC あるあるなどを教えてくれるので、そういう点もためになります。実はこの参考書は、かなり分厚いものになっていますので、この参考書を一周するのは結構な時間がかかってしまいます。そのため直前の対策に使うというよりは、計画的に時間をかけて使っていくという使い方をお勧めします。
参考書を用いた英語学習の進め方
最後に参考書を用いた英語学習の進め方を解説していきます。まず前提として、単語を覚え続けること。これは絶対にさぼらないでください。単語帳は TOEIC 用のものであればお好みのものを使っていただいて構いませんが、私のお勧めの参考書はTEX 加藤さんの金のフレーズまたは銀のフレーズです。
つづいて、英語学習の流れに関しては、基本的には今回紹介した参考書を使いながら、TOEIC に慣れること、これが最優先です。そしてある程度イメトレができてきたら、自分の苦手なパートを見つけましょう。そしてあなたの苦手なパートに対してパート別の究極のゼミシリーズを使って対策を練っていきます。そして最終的に、本番でその成果を確認するこういう流れになります。
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