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【TOEIC Part3対策】解き方の基本と攻略法




Last Updated on 2020年12月16日 by Hito

今回はTOEIC リスニングセクション Part3の対策と攻略法について紹介させていただきます。Part3はPart1,2と比べると、会話のボリュームがぐっと増え、難易度が上がりますので、しっかりと対策をしておきましょう。

どんな問題形式?

初めに、Part3の基本的な説明をさせていただきます。

Part3はTOEICのリスニングセクション100問中39問を占めています。

問題の流れは、まず会話が音声で流れてきます。そして、会話に関する設問が問題用紙に印刷されていますので、そこから正解を選択します。

1つの会話につき設問は3問あります。これを1セットとして全部で13セットあるので、合計は39問になります。

Part3の問題形式
  • 会話が音声で流れてくる
  • 会話に関する設問が問題用紙に印刷されていて、そこから正解を選択する。
  • 1つの会話につき、設問は3問
  • 会話は全部で13セット

文章だけですと想像しずらいと思いますので、実際にどんな問題なのか見てみましょう。


こちらが実際のPart3の問題になります。

まず問題の一番上の部分にある【Directions】は問題形式についての説明です。

何が書かれているか簡単に訳しますと、【会話文が音声出流れてくるので、設問に対する正しい答えを解答用紙にマークしてください。】という内容になります。

ここは毎回同じ内容ですので、読む必要はありません。

その下のNo.32,33,34が実際の問題となります。

Part3ではこの3つで1会話ワンセットになっていて、合計13セットあります。

また、問題を一つ一つ見ていくとわかると思いますが、選択肢がA,B,C,Dの4択問題になっ
ています。

実際の問題を聞いて、流れを体験してみましょう。

実際の音声はこちらで聞くことができます。(音量に気を付けてください)

問題音声の流れ
  1. 3問に対応する会話が流れる
  2. 会話の後で1問目の設問が読み上げられる(選択肢は読み上げられず、8秒間空白時間がある)
  3. 2、3問目も同様に読み上げられる
  4. 3問目が読み上げられ、8秒間の間の後に次のセットが始まる


このような形で、会話が全部で13セットあります。これがPart3の全体像になります。

ここまでPart3の問題形式についての説明でした。

実際に解いてみて、問題形式に慣れておきましょう。

Part3の攻略法

続いて、Part3の攻略法について紹介していきます。

ここで、Part3を攻略するうえで非常に大切なことが二つあります。

それは、リスニング力と、先読み力です。

リスニングセクションですので、リスニング力はもちろん必要です。

英語を聞いて理解する力がベースになります。

リスニング力向上のためには、たくさん英語を聞いたり、シャドーイングトレーニングをしたり、

単語力と文法力、つまり英語の理解力をつけたりいろいろな勉強で徐々に上がるものになります。

リスニング力そのものを上げるには少し時間がかかりますので、たくさん音声を聞いて、理解する練習をぜひやりましょう。

一方で、先読み力は英語力というよりテクニックになります。

先読みが上手にできると、手持ちのリスニング力を十分に発揮し、実力通りもしくは実力以上のスコアを獲得することができます

逆に、先読みが上手にできないと、手持ちのリスニング力で取れるはずの問題に正解出来ないことがあるので、実力通りのスコアが出なくなってしまうこともあります。

なぜ先読みが大切なのか

それでは、なぜ先読みが大切なのかについて説明していきます。

先読みとは何かというと、リスニング音声が流れる前に対応する3つの設問を読んでおくことです。

皆さんはTOEICのPart3で先読みをしていますか?

TOEICをあまり受けたことがない方や、TOEICの対策本などを見ていない人の中には、先読みをしていない場合があります。

これは非常にもったいないです。

先に設問を読んでおけば、この情報を聞いておこう!と思いながら能動的にリスニングに取り組むことができます。

先に設問を読んでいない場合、何も情報がない状態でリスニングすることになります。

この状態では音声を聞いて、設問を読んだ後に、そんな情報を覚えてない!となる可能性も大いにあります。

ですので、先読みは絶対にするようにしましょう。

先読みのやりかた

続いて、具体的に先読みはどうやるべきなのか

それでは、Part3の問題を見ながら解説していきます。

Part3では先ほども説明した通り、最初に【Direction】が読み上げられます。

この間、約30秒あります。

この30秒の間に最初のセットの3つの設問を先読みします。

ここで注意点がありまして、先読みは次に回答する3問だけにしておきましょう。

なぜかといいますと、さらに先のセットを正確に先読みしても、元のセットで何が問われてるか忘れてしまうことがあります。

時間があるからといって、どんどん先のセットに進んでしまうと、今問われてるのはなんだったっけ?という風に混乱してしまうので、先読みをするのはいつも次の会話の3問だけにしておきましょう。

以上が先読みのやり方になります。

まとめ

今回は、TOEIC リスニングセクション Part3の解き方の基本と攻略法について紹介させて頂きました。

まず、問題形式はこちらです。

Part3の問題形式
  • 会話が音声で流れてくる
  • 会話に関する設問が問題用紙に印刷されていて、そこから正解を選択する。
  • 1つの会話につき、設問は3問
  • 会話は全部で13セット

つづいて、実際の音声の流れはこちらです。

問題音声の流れ
  1. 3問に対応する会話が流れる
  2. 会話の後で1問目の設問が読み上げられる(選択肢は読み上げられず、8秒間空白時間がある)
  3. 2、3問目も同様に読み上げられる
  4. 3問目が読み上げられ、8秒間の間の後に次のセットが始まる

そして最後は、Part3攻略のカギとなる先読みについてです。

先読み
  • 【Direction】が読み上げられる30秒間に最初のセットの3つの設問を先読みする。
  • 以降、順々に次の会話の3問だけ先読みしていく

普段の練習からこの方法を取り入れて、慣れておきましょう。

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