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【2020年最新】TOEICテストの問題形式 【リスニング編】




Last Updated on 2020年11月29日 by Hito

今回は2020年現在のTOEICテストの問題形式(リスニング)について解説していきます。ちなみに、現在の問題形式は2016年5月から継続して使用されているもので、それ以前の形式と区別するために新形式と呼ばれることもあります。

今回はまず、TOEIC 全体の構成をざっと確認し、その後各パートの問題を少し詳しく見ていきます。TOEICは問題形式だけじゃなく、問題形式の説明や指示も全て英語で書かれています。ここでしっかりと問題形式を把握して試験に備えてもらえれば幸いです。

TOEICテスト全体の構成

TOEICテストの全体の構成を説明していきます。まず始めにこのテストは、以下の写真のようなシートに回答をマークしていくマークシート形式です。単語の綴りをかかせるような記述式の問題はありません。

新形式】TOEICの問題形式を徹底解説|問題構成やPart別テスト内容など | PROGRIT MEDIA(プログリット メディア)

問題数は全部で200問テスト時間は2時間です。テストはリスニングとリーディングの二つのセクションに分かれています。問題数はリスニング100問、リーディング100問で合計200問です。リスニングはPart1~4、リーディングはPart5~7に分かれていて、それぞれのパートで問題形式が異なります。

リスニングの試験時間は45分、リーリングの試験時間は75分の合計で2時間の試験になっています。試験はリスニングセクションから始まり、リスニングセクションが終わり次第リーディングセクションが始まるので、途中休憩はありません。以上が全体の構成の説明です。続いて各パートの問題形式を見て行きましょう。

Part1について

まずはリスニングセクションのPart1です。 Part 1は写真描写問題で、設問は全部で6問です。下記のように、問題用紙に写真が印刷されています。

出典:(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会

ここでは写真に対して A から D まで4つの英文音声が流れてきます。4つのうち一つだけが写真を正しく描写しているので、正解を選び、そのアルファベットをマークしましょう。

例えばこの例題見てみましょう。この設問であれば、こんな英文が流れてきます。

例題

問題文 Number 1. Look at the picture marked number 1 in your test book.

  • (A)He’s shoveling some soil.
  • (B)He’s moving a wheelbarrow.
  • (C)He’s cutting some grass.
  • (D)He’s planning a tree.

写真の男性は、シャベルで土をすくっているので、(A)が正解となります。Part1ではこのような設問が6問あります。以上が Part 1です。

Part2について

次にPart 2の説明に進んでいきます。Part 2は応答問題と言います。全部で25問あります。問題用紙は下記写真のようになっています。

ここに書いてあるように、Part2はPart1の続きの問題7から始まります。Part 2はこの7から31までの25問あります。Part 2では各設問ごとに英文がひとつながれます。その後 ABC と3つの英文が流れてきますので、この3つの英文のうち、最初の文に対して自然な応答となっている文が正解になります。ここで1つ例題を見てみましょう。

例題

問題文 Number 8. How well does Thomas play the violin?

  • (A)Sure. I really like it.
  • (B)Oh. he’s a professional.
  • (C)I’ll turn down the violin.

この場合、この最初の1文はThomasはどのくらい上手にバイオリンを弾くのですか?という質問なので、自然に応答してるのは(B)ああ、彼はプロです。となります。このような設問が25問有るのが Part2です。以上がPart2の説明です。

Part3について

それではPart3の説明に進んでいきます。Part3は会話問題です。少し長めの会話を聞いてその会話に関する3つの設問に答えるという形式です。基本2人の会話なのですが、3人による会話の場合もあります。ひとつの会話につき、設問が3つなので、合計13個の会話が流れてくることになります。13個の会話につき設問が3つなので、合計39問です。Part3の問題はこのようになっています。

一番上の「Directions」はただの問題形式の説明なので、試験中に読む必要はありません。この下からが質問です。問題は3問ずつに分かれていて、この3問につき会話が1つ流れてきます。ここです1つ例をみてみましょう。

例題

設問の35番から37番までを見ています。まず最初に会話が流れてきます。その後その会話に関してこの別の質問に答えるという流れになります。

例として1つだけ設問を読んでみましょう。35番は話し手たちの働いている場所について問われている問題です。このような形で質問に答えていきます。この設問3つがついた1つのセットが13個あるので合計39問になります。

ちなみにPart3の最後の方では下記ようなものも出題されます。

設問だけでなく、図表がついています。このタイプでは3問中1問がこの図に関連した問題になってます。このタイプの問題は、正解を選ぶのにリスニング音声だけじゃなく図からわかる情報も使う必要があるということになります。以上がPart 3の問題形式の説明です。

Part4について

最後にPart 4の解説です。Part4は説明文問題で、少し長めの説明文を聞き、関連する3つの設問に答えるという形式です。質問は全部で30問あり、ひとつの説明文につき設問が3つ付いています。Part4全体で合計10の説明文が出題されます。

これはPart4の問題なのですが、Part4はPart3の問題形式と非常によく似ています。Part3との大きな違いは流れてくる音声が複数人の会話じゃなくって1人によるトークであるという事です。他はPart3と同様です。また、Part4も図表問題が出題されます。以上が簡単ですがPart4の説明です。

まとめ

ここまでPart1からPart4まで見てきましたがここまでがリスニングセクションです。リスニングの問題形式について、ざっくりと理解していただけたと思いますので、模試等を活用して、実際に説いてみましょう。次回はリーディングセクションの問題についても解説していきますので読んでいただけますと幸いです。

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